選択肢が広がった持続血糖測定装置

Dexcom G6 CGMシステムを当院でも採用しました・・

テルモ社が販売するDexcom G6。前モデルのG4から大きくグレードアップ。ワンタッチ操作でセンサー装着が可能になりました。持続血糖測定装置:CGM(Continuous Glucose Monitoring)ですので、グルコース値は自動的(5分毎)にスマートフォンに送信されます。アプリには多彩なアラーム機能が付いていて、低血糖や高血糖などをお好みのサウンドで知らせてくれます。2 歳以上のお子さんへの使用が承認されています。
アプリはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできます。ご使用中の携帯が対応機種かどうかの確認が必要です。携帯の互換性を調べるサイトは以下の通りです。

https://www.dexcom.com/ja-JP/compatibility/device

専用アプリは3種類に分かれていて、それぞれ①Dexcom G6(グルコース値表示用)、②Dexcom CLARITY(血糖コントロールの分析・評価用)、③Dexcom Follow(データを共有する人用)となっています。
センサーは10日間の使用が可能。指先血糖測定の必要はありませんが、血糖値を入力して値を修正することが可能です。
健康保険が適応されています。持続血糖測定装置ということで、フリースタイルリブレの2倍余りの保険点数が設定されています。

DexcomG6DexcomG6 Apli

 

かざすだけで血糖値が分かるフリースタイルリブレ さらに進化が・・

2017年9月1日に保険適応されたフリースタイルリブレ。
50円玉大のセンサーを腕に貼り付けて、読み取り装置を数センチまで近づければ、皮下の間質液中グルコース濃度を知ることができます。服の上からでも測定が可能。グルコース濃度の表示だけでなく前8時間の血糖グラフとトレンド(上がっているか下がっているか)も表示されます。
2週間の連続使用が可能で、指先血糖測定による補正の必要もありません。
装着することで低血糖の頻度が減少することが報告されています。
これまで粘着テープによるかぶれが少数ながらみられていましたが、2020年12月以降は粘着テープに含まれるアクリル酸イソボルニルが除去されて、かぶれる方がほとんどいなくなりました。

そしてリブレの次のバージョンとして、アボット社はリブレ3を発表しています(2020年9月)。リブレ3はかなり小さくなって、大きさが19mm、厚みは1セントコイン2枚分程度になるとのこと。1分毎にスマホにグルコース値を送信。14日間動作します。こちらは下の欄に書いています持続血糖測定装置:CGM(Continuous Glucose Monitoring)に位置づけられますので、従来のリブレよりも高額になると思われます。いずれにしても一日も早く使えるようになることを楽しみにして待ちたいと思います。

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ポンプに連動する持続血糖測定装置CGM(Continuous Glucose Monitoring)

日本メドトロニック株式会社からインスリンポンプ(620Gなど)に連動するCGMセンサー(ipro2)が提供されています。
保険適用を受けておりインスリンポンプを装着している方で利用が可能です。
センサーは6日間使用が可能。防水加工されておりそのまま入浴も可能です。
CGM装置は皮膚の組織間液のグルコース濃度を測定して血糖値に換算していますので、理想的には一日4回、指先などで血糖自己測定をして正しい値に校正する必要があります。校正しないで 12時間以上経つと測定できなくなります。
血糖の推移がポンプの画面にグラフ表示されますので、低血糖を予防したり、高血糖を是正するのに有用です。

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このほか、テルモ社からもDexcom G4 PLATINUMシステムというリアルタイムCGMセンサーが発売されています。こちらは装着して7日間使用が可能。1日2回、血糖測定をしてキャリブレーションを行います。インスリンポンプとは連動しません。

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